写真:青森県青森市ホタテ殻置き場
①カキ殻の透水係数の値は、礫と同程度の透水係数です。
②耐食性は貝塚等の例に見られるようにカキ殻も極めて優れている疎水材であります。
③作物の影響は、半年以上屋外に放置し雨風にさらした状態で使用すれば塩害はありません。
④貝殻は、もみ殻に比べて重く、運搬費、埋設費等の施工費が高くなるが、ランニングコストは極めて経済的です。
①木チップは、もみ殻に比べ粗大間隔が多く、透水係数で10-2cm/sで良好、また圧縮に強い。
②作物の生育、収量の及ぼす悪影響は認められず、暗渠排水からはフェノール等の有害物質は検出されてない。
③水田畑地化において、もみ殻に変わって疎水材となりうる資材として提案できる。
④木チップの耐久性は埋設5年経過以降に物理的変化が認められるが、畑地条件下でも30年以上疎水材としての機能を持続している。